10月に入って更新が滞ってしまいました。
セミナーをやらせて頂きまして。その資料作りに追われてました。言い訳です。
美脚のセミナーを開催しました。ありきたりなタイトルですが、内容は結構ちゃんとしてます。
美脚っていうタイトルは本当に適当なこと言う人が多いので、、、


セミナー開催したことについてはまた別記事で書こうと思います^^
なかなか満足して頂けたようで、ホッと一安心。
さて、今回はまたそんな美脚にちなんだお話。
- 専門家も勘違いしている人多発
- お尻はこんな風に使われている
- 結局何が大事か
1.専門家も勘違いしている人多発
歩く時にお尻が使えてない
なんかもうトレーナーや美脚本の常套句ですよね。
昔っからよく聞きます。
でも、歩く時にお尻がどんな風に使われてるか分かって言ってる人ってほぼいないんですよね。多分。僕の偏見によると90%くらいは分かってない。
90%の人達の認識はこうです。
まず、お尻っていうのはこんな感じで付いてます。

で、この筋肉がどんな働きをしてくれるかと言えば、
脚を後ろに蹴り出す(伸展)

脚を外に開く(外旋)

で、間違った90%の人達はこの「脚を後ろに蹴り出す動き(伸展)」を使って歩いてると思ってます。大げさにやるとこんな風に。

いやいやちゃうちゃうちゃーーーーーう!!
それは”こうやって使われてそう”っていうファンタジーや。想像の世界。
2.お尻はこんな風に使われている
いや、ちゃうんです。合ってるけどちゃうんです。
前の記事でも書きましたけど、人の二足歩行ってのは良く出来てるんです。めっちゃ省エネ。
なのに、いちいち尻縮めて歩いてたら疲れてしゃあない。
実際はお尻が使われるイメージはこんな感じです。
大げさにやると。

この格好実際にやってみてください。

お尻の筋肉すごい伸びませんか?
一歩踏み出しカカトが着地した際、股関節が少し内側にひねられる。それを大げさにやったのが↑の画像。(この現象は自然なヒトの体の仕組みなので、実感はしづらい)
↓
お尻のびる
↓
伸びたお尻元に戻る。その勢いで足が前に出る。
↓
前に進む
ここまでで意識的にお尻を縮めた場面ゼロです。勝手に伸ばされて勝手に元の場所に戻っただけです。
3.結局何が大事か
ってことは、「歩くときにお尻が使えてない」人がお尻が使えるようになるために
こんなエクササイズや

こんなのを

やる必要があるのかっていう話なんですね。
無さそうですね・・・。残念ながら。
だってお尻自体何もしてないし、、、お尻は伸ばされて戻ってるだけなので。
※もちろんヒップ自体の形を変えるために、上記のエクササイズは必要です。あくまで「歩くときにお尻を使えるようになるために」の話です。
じゃあどうすりゃいいのって話なんですが、
この画像みたいな

そもそもお尻が伸ばされる環境を作れるようにしてあげないといけないんですね。
例えば
使い回しですが(笑)
股関節を内側にひねるエクササイズ!
- 両足を伸ばし仰向けになり、片方の膝を立てる。
- 立てた脚を内側に倒し、5秒くらいキープ。
これだけ!!詳しくはコチラの記事に書いてます。


股関節を内側にひねる(内旋)って大事ってことですね。
お尻が働ける環境を作ってあげましょう。
働けないお尻に鞭打って無理矢理働かせないで!!
最近はほんと美脚関係の本をたくさん立ち読みしてます。
なんでこの分野ってこんなトンデモが多いんですかね?^^;
だいたい「揉め、マッサージしろ」か「背筋を伸ばして歩こう!」みたいな・・・。
僕ももっと勉強しまーーす!
