目次
ピラティスリフォーマーの効果とは
Kalin最大の特徴である「リフォーマー」
正直場所も取るし、お値段も張ります…。
ただ、そこまでしてリフォーマーを置いているのには理由があります。
リフォーマーとは
ピラティスの始祖である「ジョセフ・ピラティス 」が、負傷兵のためのリハビリとして発明した器具です。
まず、Kalinでのリフォーマーの使い方は一味違います。
通常リフォーマーを含むピラティスを始めとしたボディワークは、私達が思う3STEPの③からいきなり始まる事が多いです。

つまり
「ゴリゴリの反り腰」かつ「全く丸まれない」、体幹が使えない状態
で、「体幹を使いながら手足を動かす」メニューをガンガンやって行く訳です。
そりゃ
・思ったところに効かせられない
・首や肩は痛める
・脚も太くなる
と言う事態にもなりますよね、、、
Kalinでのリフォーマー含む全てのエクササイズはSTEP①から始めて行きます。
しっかりと段階を踏むことによって
・効かせたい所に効かせられる
・普段から身体にかかる負担を取り除き、姿勢や歩き方から変える
事が可能になります。
ピラティスを長年やられていた方も、Kalinのリフォーマーやその他エクササイズを体験されると、
と仰って頂きます。
そんなKalinでのリフォーマーエクササイズですが、リフォーマー自身が持つ4つのメリットについて解説して行きます!
①床(マット)でのエクササイズよりごまかしが効かない
例えばKalinでよく使う「ヒップリフト」というエクササイズ。このエクササイズの目的は「もも裏」の筋肉を鍛えて反り腰を良くするために行う事が多いです。
しかし、このヒップリフト、床でやると
・前モモに効いてしまう
・ふくらはぎが張る
と言った方が非常に多い種目。
原因は
「しっかりカカトを引けていないから」

もも裏の筋肉は足を手前に曲げる時に働くので、その意識がないともも裏に効かないんです…
(本来はこう↓)

ただ、意識しようと思っても難しいのが現実。
ですが、リフォーマーに乗ってヒップリフトを行うと、前モモを使ってしまっている場合
スーッと

↓

乗っている台が動いてしまうんです!
台を引くのではなく、押してしまっているからですね。
つまり
もも裏を使えているかどうか
が目に見えて分かるんです。
すると、実際やられているご本人も
台を動かさない意識でやってみよう
となるので、1発でもも裏にめちゃくちゃ効くようになる、なんて事はしょっちゅうある事なんです…!
マットでは見えなかった弱点やフォームのズレがリフォーマーに乗ることによって1発で分かってしまう。
少し怖いような気もしますが、特に運動に慣れていない方にとってめちゃくちゃ優秀なツールです。
②動きのガイドをしてくれる
リフォーマーってバネとかロープなんかが沢山付いていると思うのですが、これらが動きのガイドをしてくれます!
例えばKalinでもよく行っている
キャット

こちらは腹筋のインナーマッスルを鍛えて反り腰改善と背骨の柔軟性を出すエクササイズですが、マットで行うと
なんて方も結構多いです。
(こんな感じ↓)

ですが、リフォーマーに乗って同じキャットをすると…

常にバネの張力がかかっているので、お腹を使っている感がめちゃくちゃ感じやすい!
他にも、
ラウンドバック

こちらは本当に背中が硬い方向けのエクササイズなんですが、リフォーマーのバネが縮む力によって自然と背中が丸まって行きます。
ついでにふくらはぎもゆるむ!
リフォーマーって、その見た目のゴツさから何故か上級者向きのイメージがあるんですが、全くそんな事無いです。
むしろマットの方が全然難しく、リフォーマーは初心者の方の方が効果を出しやすいツールです!
③低負荷〜高負荷まで負荷の調整が出来る
STEP①〜②のエクササイズは割と地味トレで、筋肉にしっかり負荷がかかる、って訳ではありません。
①〜②をクリアして、さあ身体に負荷をかけて行こう!となってもリフォーマーはめちゃ使えます。
エクササイズによってはめっちゃキツいです(笑)
例えばこの内ももスクワット

通常マットで行うスクワットは、どの方向に地面を踏んでいるか、なんて見ただけじゃ分かりません。


ゆえに、外側に地面を踏んでしまいモモに効いてしまう、みたいな事は大いにあり得ます。
しかし、このリフォーマーでスクワットを行うと、少しでも地面を踏むベクトルがズレると台が動くので内ももでキープしつつ真下に地面を踏みます。

でもズレると…↓

「台がズレないように…」と意識すると、内ももが死にます!笑
スクワットで1番大事と言っても過言ではない「地面をまっすぐ押す」感覚も身につきますし、内ももも引き締まってしまうし一石二鳥!
他にもかなり高負荷のエクササイズも沢山あり、トレーナーの僕たちでもギブアップしそうなものも沢山あります。
目的や段階によってかなり使い分け出来るのもリフォーマーのメリットです。
④三半規管(前庭)にアプローチ出来る
三半規管(さんはんきかん)…?
ぐるぐるバットなんかで聞いた事ある人も多いのでは?(笑)
三半規管とは身体の傾きや加速を感知する部分で、姿勢をキープするのにかなり重要な役割を果たしています。

ぐるぐるバットをすると、この三半規管の働きが著しく鈍くなるのでまっすぐ歩くことすら出来なくなるんですね。
この三半規管なんですが、現代人の生活だと働きが弱くなりやすいです。
朝起きて、電車で通勤して、デスクワークして、帰宅して寝る
こんな生活の中に身体が大きく傾いたりする瞬間ってありますか?
三半規管は使わないと鈍くなります。
要するに定期的に身体に回転や加速をかけてあげる事が大事なんです。
リフォーマーは、台の部分(キャリッジ)が動くので三半規管(に加えて耳石器である卵形嚢と球形嚢)に加速がかかります。

↓

すると、姿勢の改善へと繋がります。
そもそも
・自分がどれくらい傾いているか
・どれくらいのスピードで歩いているか
が自分でもよく分からない人が、正しい姿勢をキープするのは難しいです…!
私たちKalinは根本的な原因からアプローチして行きます。
気になった方は初回体験・グループレッスンへ!
以上4つがKalinが考えるリフォーマーの良さです。
リフォーマー に限らずですが、こう言ったツールは「指導者」の質で何倍にも効果が変わります。
手前味噌ですが、Kalinの身体の仕組みを熟知したトレーナー×リフォーマーは最高の組み合わせだと思っています。
このリフォーマーは
にて体験することが出来ます!
ぜひ一度他とは違うリフォーマーエクササイズを体験してみてください!
