太もも痩せ

トレーナー目線で紐解く、究極に悪い姿勢

 

良い姿勢悪い姿勢

 

これは人によって全然認識が違います。

前記事で説明したようにプロのトレーナー間でも違ったりします。(ちゃんと勉強してる人の認識は同じ

 

じゃあ逆に「究極に悪い姿勢」ってどんな姿勢なんでしょう?

 

最悪を知っておくことが「良い姿勢」への第一歩だと言えると思います。

 


  1. 猫背・・・?
  2. インナーマッスルの破綻
  3. 様々な疾患の原因に

1.猫背・・・?

 

悪い姿勢と言えば「猫背」

 

みなさんがイメージする「猫背」ってどんな猫背ですか?その名の通り猫のように骨盤から背中が丸まっている人ですかね?

 

でもそんな方あんまり居ません。(高齢者の方除く)

 

(若者でこんな人います・・・?)

 

実は「悪い姿勢」の人のほとんどは背中は真っ直ぐなんです。

 

どう言うことか。こんな感じです。

(寝起き全開)

 

実は

  • 背中はフラット
  • 骨盤は前傾
  • 頭が飛び出す
  • 肋骨は開く(パッカーン)、腹筋の弱化=ポッコリお腹

なんです。見た目は猫背ですが、背中はフラットなパターンがほとんど。見せかけ猫背とでも言いましょうか?

 

ちなみにこの姿勢は体重は基本後ろにかかっていて、身体の前側の筋肉でバランスをとる必要があります。つまり前モモのハリに繋がったり。美容面から見てもいい事なしです。

 

この姿勢は実は百害あって一利なしの最悪な姿勢で、すぐにでも改善する必要があります。

 


2.インナーマッスルの破綻

 

肋骨は開きっぱなし、骨盤は前傾のまま。

 

すると腹筋の奥にあるインナーマッスルは引き伸ばされます。すると肋骨は開く方向へ・・・

 

更に背中を適度なカーブに保ってくれてるインナーマッスルも働かなくります。すると背中の過剰なカーブを生み出します。

 

人間の身体はリンクしているので、一つの破綻がまた別の破綻を呼びます・・・

 

「究極に悪い姿勢」の出来上がりです。

 


3.様々な疾患の原因に

 

この「悪い姿勢」は様々な疾患の原因になります。

 

例えば

  • 背骨の過剰なカーブを生んで腰痛に。
  • 肋骨は息を吐くときに普通は閉じますよね?それが閉じないってことは呼吸が浅くなります。
  • 背中の方には交感神経(カラダを興奮させる神経)がたくさん通って居て、「究極に悪い姿勢」の人は肋骨を開き身体の後ろを圧迫しているので、常に交感神経のスイッチが押され、興奮状態に。(リラックスできない・眠りが浅い等の原因に)

 

他にも細かい理由は割愛しますが、

  • 尿もれ
  • 子宮脱
  • ひざ痛
  • 太脚の原因

 

になったり・・・。

 


 

脅かすわけではないのですが、姿勢って奥が深くて逆に姿勢に着目するだけで驚くほどのメリットがあるとも言えます^^

 

まずは「良い姿勢」と言われる「肩甲骨を寄せて胸を張って立つ」みたいな考え方をやめて、前記事で紹介した横隔膜のリリースや、体を丸めて呼吸をやってみましょう!

 

最近感じるのはピラティスってほんとこの最悪姿勢改善に役立つなーって言う。

ピラティス素晴らしい。

またピラティスについても書きます〜

ABOUT ME
坂野 晃太
坂野 晃太
パーソナルトレーナー。ダイエット・ボディメイク専門。自身も体脂肪率21%→6%のダイエットを経験。