肋骨。

こいつ。開いてないですか?
くびれ失くなりまっせ。
- 「姿勢が良くなりました!」…..あれ?
- 開くことで起こる弊害
- じゃあどうやって閉めよう
1.「姿勢が良くなりました!」…..あれ?
トレーナーさんあるある。姿勢ビフォーアフター。
ちょっと気になる画像がSNSに。
さすがにそれを転載するのはまずいので僕が
実際に再現して見ました。
こんな感じでした。

(肋骨のラインをわかりやすくするためにシャツイン)
これ見てどう思われますかね?みなさん。
左がビフォーで右がアフターです。
僕はこれ見て
って思ってしまいました。
2.開くことで起こる弊害
沢山あります。実は
- くびれが失くなる
- 呼吸が浅くなる(頭痛・睡眠の質低下の原因に)
- 体幹の筋肉が働かなくなる。(腰痛等の原因)
これ全部起こったら辛くないですか?
でも現場で身体見させて頂いてると結構居ます。
もう一回見てくださいこの画像。

これの下の方の末広がりの部分
こいつが外にブワァーーって広がってたら
くびれ失くなりそうでしょ?
あなたは肋骨開いてませんか?
チェックして見ましょう。
1.まずは自分のみぞおちを触って見ましょう
2.そこから左右に広がる一番下の骨の角度を確かめる。
3.90度くらいであれば正常!(本の角とか当てると分かり易いかも)
3.じゃあどうやって閉めよう
ここまで肋骨が開く弊害説明しといて
閉める方法書かなかったら酷すぎますね。
大丈夫です。あります。
今日は2つ程自宅でも出来る簡単なやり方を
ご紹介したいと思います。
①椅子に座って体を丸めて呼吸

こんな感じで深く深呼吸を何回か繰り返して行きます。
肋骨が開く状態って身体が仰け反ってる状態なので
それと逆の状態を作って行きます。
息を吸うときは鼻で、背中に空気を入れるイメージで。
吐くときは限界まで。
②もう横隔膜を自分で緩めちゃう
細い理由は割愛しますが、肋骨が開いている状態っていうのは
肋骨の内側の横隔膜が固まっている状態です。
これを直接ほぐして行きます。

こんな感じで。
- 仰向けに寝る
- 両手で肋骨の内側を触る
- 息を吐くと同時に頭側へ押していく
痛く無い程度にやってあげてください。
最低でもイタ気持ちいいくらいで^^
内臓を思いっきり押さないように!
あくまで肺の方向へ押します。

いや、ディスってないんですけどね。
姿勢って一応正しい姿勢って解剖学的に決まってるんですけど、本人が良くて、トレーナーもそれが正しい姿勢だと思ってるならそれでいいと思います。本当に。
もしかしたら僕の勉強不足で、そのトレーナーさんなりの理由があるかもしれませんし。その際は別の専門家の方もぜひご教授ください。お願いします。
でも僕は気になります。
そんな内容でした。
