美脚のために足裏の筋肉は大事とかって聞いたことあるんではないでしょうか?
ないですか?ない人は今日覚えてください。
美脚のためには「足裏」は大切です。
- 何故「足裏」が大事なのか
- アーチの維持
- アーチがなくなった人の末路
1.何故「足裏」が大事なのか
脚に関して悩みを抱えてる方は多いと思います。
O脚、X脚、ししゃも脚、太もものハリ・・・挙げだしたらキリがないような気もしますが。これらの悩みを抱えてる方のほとんどが「足裏」の筋肉がきちんと使えてないです。
どうしてこんなにも足裏が重要になってくるのか。
みなさん立ってる時に地面に接地してるのってどこですか?歩いてる時は?走ってる時は?
「足裏」ですよね。
ここが乱れてくると、人間には「運動連鎖」なるシステムが存在していて、一つどこかがおかしくなってくると、それに伴って他もドンドン乱れてくるんです。恐ろしい。
例えば

(土踏まずが内側に落ち、スネは内回り、太もも内回り、反り腰、肋骨開く)
こんな典型パターンがあったり。(なんかキモい)
ふざけてませんからね。このパターン、現場だと結構お会いします。
ちなみに赤で示した線は、角度が急になればなるほどゴン太脚になります。
逆にいうと足部を正せば、他も連鎖して良くなってくる・・・かも!
2.アーチの維持
足裏の筋肉の超重要な役割。
それは
足裏アーチ(土踏まずとか)の維持です
足裏アーチには様々な機能がありますが、
特に美脚に関連する機能としては
○体の安定化
○歩行時の推進力を生み出す
です。
これらの機能が失われると、見事なゴン太脚が出来上がります。
3.アーチがなくなった人の末路
まず、アーチが無くなって
○体の安定化
が失われます。
どういうことか。
画像で説明しましょう。

こんな感じで、足って上から重さがかかると、足裏の筋肉がビヨーンって伸びて衝撃を吸収してくれます。
でも足底の筋肉が働いておらず、初めっからビヨーンと伸びちゃってる人は、衝撃をモロに吸収してしまうので、もちろん体に負担はかかりますし、足のアーチはめちゃくちゃになり、先ほど説明した「運動連鎖」の影響を受け、外モモの張りや膝の痛みに繋がってきます。
次に
○歩行時の推進力
が、無くなります。
これはどういうことでしょう。
これも画像を使って説明していきます。
足裏の筋肉のイメージとしてこんな感じでバネとして着いてると想像してください。
![]()
(【観察による歩行分析】より)
上のの写真はカカトから地面に着いて蹴り出す時だと思ってください。
このまま前に足を踏み出す訳ですからこのバネはドンドン伸ばされていきます。
そして爪先が離れる瞬間、一気にバネはカカトの方へと縮みます。

そしてその縮む力が前への推進力を生む訳です。
こうやって足を使うと筋肉を出来るだけ無駄に使わず済みます。ただ伸ばして縮ませてるだけなので。
でも、足裏の筋肉の発達が不十分で、アーチがない人っていうのは、このバネは最初からビロンビロンに伸びた状態です。
するとどうなるか。他の部位を使って推進力を生み出すので、足首で地面をかいて進もうとする訳ですね。一回足首で地面を引っ掻いて歩いてみてください。ふくらはぎパンパンなります。すると立派なししゃも足の出来上がりです。
足のアーチ一つとってもこんなにも汚脚の原因が出る訳です。足部大事。
長くなってしまいました。
足部が何故大事か分かって頂けましたかね?
ちなみに意図的に指をかいて進むよりも、足裏のバネ(筋肉・腱膜)を伸ばして縮める方が2倍の推進力があるので、歩くのも楽になりますよーん。
肝心のアーチが回復するトレーニングは次回ご紹介します〜^^
