O脚、その仕組みって一体なんなんでしょうか?
結論から言うと
「生まれつき」か「太ももの骨とスネの骨のねじれ」か「その両方」
です。
「いや生まれつきかーい」って思った人もいるかもしれませんが、実際「生まれつき」の症状に加えて「骨のねじれ」が加わっているパターンが多いので、改善は見込めるケースがほとんどです。
- 「生まれつきO脚」
- 太ももの骨とスネの骨のねじれ
- ねじれの原因
1.「生まれつきO脚」
生まれつきのO脚の人もいます。
こりゃあしょうがないです。
チェックする項目はたくさんありますが、代表的なのは
「スネの骨の角度」
です。
通常、スネの骨は

(右脚を後ろから見た図)
こんな感じで真っ直ぐです。
一方生まれつきスネが曲がっている人は、スネの下側3分の1が7°以上外側に曲がっています。

このような湾曲の仕方が見られると、O脚を「完璧に」改善することは難しいかもしれません、、、
ですが、冒頭でも書いた通り、このような生まれつきのO脚を持っている方は、日常生活でさらにO脚になっているパターンがほとんどなので、改善エクササイズに取り組めば、ほとんどの場合変化が見られます!
2.太ももの骨とスネの骨のねじれ
生まれつき以外のO脚の原因はコレです。
太ももとスネの骨がねじれてます。
前に記事にいくつか書いたかもしれませんが、そもそも太ももの骨とスネの骨はねじれやすい仕組みになっています。
と言うのも、太ももの骨とスネの骨が完全に伸びきると、骨の構造上
○太ももの骨は内ひねり
○スネの骨は外ひねり
になると言う仕組みを持っています。

コレがなんらかの理由で太もも内ひねりが過剰に行われてしまうと、スネは外に向かって動きやすいので、ねじれが過剰に行われます。

するとO脚の完成です。
例えばこんな感じのいわゆる「女の子座り」は太ももの内ひねりとスネの外ひねり(ねじれ)をめちゃくちゃ助長します。

(フリー画像です。なんで制服にトラックやねん、、、)
他にも身体の様々な原因によって「ねじれ」は助長されます。
3.反り腰
ねじれの原因は様々あれど、ほとんどの方に当てはまるのは
反り腰
です。
反り腰は身体の仕組み上、問題である太ももの内ひねりを引き出します。
この辺の記事でも紹介しましたが、身体には「運動連鎖」なるものが存在し、反り腰に連動して太ももの内ひねりが起こる仕組みになっているんです。

なので、O脚に悩む方が直接脚にフォーカスしたエクササイズを行うのももちろん必要ですが、まずは反り腰から改善していかないことには根本改善はしづらいでしょう、、、
エクササイズはこの辺の記事を参考にしてください^^
O脚O脚とは言うけど、そもそもなにが原因なのかって意外と認知されてないですよね。
大元の仕組みを理解して、そこから個別に評価して原因を潰していくことが大事です。(そこはプロの仕事)
僕も生まれつきのスネの骨の角度が結構急なので若干O脚ですが、気にならない程度に抑えらえれています。
脚でお困りの方はぜひお問い合わせください^^
